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地裁と高裁、どっちがリベラル?

1 :無責任な名無しさん:04/01/10 06:33 ID:mpatgN7V
一昔前は高裁のほうがずっと保守的だと思われがちでしたが、
最近地裁のほうが保守的で高裁でひっくり返る判決も増えてきたように思う。
(但し、国相手の訴訟の場合は旧態依然として高裁は保守的のようですが)

実際のところ、どうかね?

2 :無責任な名無しさん:04/01/10 09:00 ID:ElEszXzO
      ∧_∧       ∧_∧
     _( ´∀`)    (´∀` )
  三(⌒),    ノ⊃    (   )   糞スレは・・
     ̄/ /)  )      | |  |
    . 〈_)\_)      (__(___)

         ∧_∧  . ∧_∧
         (  ´∀)(´∀` )
        ≡≡三 三ニ⌒)  .)    立てんなって
        /  /)  )  ̄.| |  |
        〈__)__)  (__(___)

           ∧_∧  ,__ ∧_∧
          (    ´)ノ):;:;)∀`)
          /    ̄,ノ''    )   言ったろうが
         C   /~  / /   /
         /   / 〉 (__(__./
         \__)\)
                      ヽ l //
             ∧_∧ (⌒) ―― ★ ―――
            (    ) /|l  // | ヽ   ヴォケがーー!
           (/     ノl|ll / / |  ヽ
            (O  ノ 彡''   /  .|
            /  ./ 〉
            \__)_)

3 :無責任な名無しさん:04/01/10 09:00 ID:ElEszXzO


〜〜〜〜終了〜〜〜〜 以下の書き込みはIP記録対象となります。

4 :無責任な名無しさん:04/01/10 09:11 ID:mpatgN7V
ElEszXzOは
2と3と連続カキコして、何あせってんの?

5 :無責任な名無しさん:04/01/10 09:58 ID:mtjonf5R
レイプ容認エロスレは見逃して、真面目な議論スレに目くじらを立てる
この国の裁判官は終わっている。

6 :無責任な名無しさん:04/01/10 12:05 ID:QSrBrTQt
裁判官ってむっつりすけべが多そう。。。


7 :無責任な名無しさん:04/01/10 15:06 ID:ImCH6NLV
高裁の場合、刑事 部門だと
@「少年審判」事件の 抗告審
A刑事「再 審」事件の 即時抗告(または それに代わる異議申し立て)審
http://school.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1025928250/243-245

など、 非公開審理 も多い。
もっとも、 現 実 の 高裁審理の 大半は
書面審理と化しているのが 実態である。

このような 「現状」 に照らせば、

弁護人などにおいては、「最終公判のみに 関与し」て
逆転有罪の判断をするような 裁判官 がいることをも
想定し
充分に 審理を尽くす「努力」をすべきであろう。

8 :量刑不当の主張が 認められなかった事例:04/01/10 15:22 ID:ImCH6NLV
判示事項: いわゆる「コンビニエンス.ストア」での強盗致傷
      事件において、酌量減軽のうえ
被告人を 懲役5年に処した 原判決 の量刑が 控訴審でも 維持された事例

{判旨}:控訴棄却 (未決60日 控除)

事件番号:平成15年(う)1596号
事件名:強盗致傷,銃砲刀剣類所持取締法 違反 各被告事件
宣告日:2004年1月09日.13時30分

i裁判長:それでは、理由の要旨であります。弁護人は、「1審判決の量刑が 重すぎる」
     という主張をされています。
そこで 記録を調査のうえ、 当審での事実調べの結果 をも併せて検討しますと
原判決が その (量刑の判断) で述べるところは 正当であります。

即ち、本件は コンビニエンスストアでの 強盗致傷事件である処、
「キツイ仕事が嫌だ」ということで 路上生活をしていた被告人が
手っ取り早く金員を入手するために 「強盗」を思い立ち、
所持金267円のうち 210円を使って カッターナイフ2本を購入し、
路上に落ちていたガムテープを 強盗目的で 利用するために 拾得のうえ、

本件犯行に及び、店員1名に 全治1週間の切り傷を与えた
という 事案でありまして
その 動機に汲むべきものは まったくありません。

9 :量刑不当の主張が 認められなかった事例:04/01/10 15:26 ID:ImCH6NLV
しかも、被告人は、被害者への慰謝の措置をまったく講じておらず、その見込みも乏しい
というわけでありまして、犯行後の情状も 芳しくありません。

また 被告人は当審公判廷で、カッターナイフを使って店員に ケガをさせる意図や
店員に脅迫をする意図はいずれも なかった旨の 弁解をし、
弁護人も それに沿う所論を展開しますが、上記、犯行の態様と 整合性がなく
上記 弁解、所論は いずれも 採用できないのであります。

そうすると、被告人は若年であること、現在では反省を深めていること
などを考慮しましても、
 【判旨】 「検事求刑」の「懲役8年」に対して、
    酌量減軽のうえ、被告人を懲役5年に処した 原判決の量刑は
      相当なのであり
これが 「重すぎて 不当」 であるとはいえません。
論旨は、理由がない、ということになります。

i裁判長:と、いうことで 判決主文をもう一度繰り返すと
     本件 控訴 を 棄却 する。
     当審での未決勾留日数中 60日 を
     原判決の 刑に 算入 する

というものです。 この判決に不服がある場合、14日以内に 最高裁判所に
上告することができます。その場合には、 「上告申立書」という書面を
「この 高等裁判所に」出すようにしてください。

10 :          :04/01/10 18:35 ID:UBkuRBAg
抗告書の出し方(様式)はどのようにしたらよいのか


11 :無実の訴えが 「通る」 確率:04/01/11 22:09 ID:VWUHu9Vp

講演者 :…… 無罪を争って 控訴するというのが 事 実 誤 認 の主張
     になるわけですが、1400の15 ですから 全体の判決人員の 1%
     です。 ですから、
     無実を争って 控訴しても それが 通る 比率は 非常に低い……(中略)……
     余談になりますが、むかし、吉田茂 という首相 がおりました。
     ……(中略)……わたしも 高裁におりましたけれども
弁護士になつて3年あまりで、「高裁の頑固には わしもあきれた」という印象
を 最近持っておりますので、吉田茂を引き合いに出させて貰いました。

(「はじめての刑事控訴審」大阪弁護士会『刑弁情報』No25.より)
cf. http://courtdomino2.courts.go.jp/kshanrei.nsf/webview/E36BB8854FF398F649256BA0001D84AE/?OpenDocument

12 :リベラルな一判例----余罪と量刑:04/01/12 17:58 ID:q1WRne5L
判示事項:起訴されていない犯罪事実について 被告人の刑事責任を問い
     ,これを 実質的に処罰したと言わざるを得ない 量刑態度
は、 憲法31条 に抵触するものとして 破棄を免れない。(cf http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#031

{判旨}: 原判決破棄 自判、「懲役1年6月および罰金60万円」

出典:高等裁判所刑事裁判速報集.平成3年版 (法務大臣官房.司法法制調査部 編)

             理  由

論旨は要するに 「原判決は,被告人を『懲役2年および罰金80万円』の実刑に処したが、
(量刑の理由)として、『被告人の本件犯行は、その回数が多く、扱った 大 麻 も大量で,
営 利 目 的 を有していたことに加え, 自らの大麻使用歴も5年を超え,
その間 知人らに反復して 大 麻 を 有 償 譲 渡 し、相当多額な利益を得ていた
のである処……(中略)……そ の 害 を 拡 散 さ せ て き た 責 任 は重大
であるから、……(中略)……懲役刑の執行を猶予することは相当の事案とは考えられず、
主 文 の 量 刑 はやむをえない と判断した』 と 説 示 している。
 しかし、この説示は、 本件犯罪事実 よりも、むしろ、起訴【されていない】犯罪事実
である 過去5年以上の間の 大 麻 の 有 償 譲 渡 を量刑の資料として考慮
していることが 明らか であり、しかも、その起訴【されていない】犯罪事実については
被告人の捜査官に対する 自白 以外に【証拠】が【ない】。
 そうすると、原判決は、不 告 不 理 の 原 則 に 反 し て ,
審判の請求を受けない事件について判決をし,
かつ、憲法31条、38条3項に反する 訴 訟 手 続 き の 違 法
があり、刑事訴訟法378条三号,379条により 破棄を免れない」
というのである。

13 :リベラルな一判例----余罪と量刑:04/01/12 17:58 ID:q1WRne5L
調査すると、……(中略)……その(量刑の理由)をみると、本件犯罪事実に《直接かかわる》
情 状 である 犯行の回数、大麻の取扱量、営 利 性 を指摘したのちに、
被告人が 本件犯行以前に 5年を超える長期にわたり反復して 大 麻 を 他へ
有 償 譲 渡 して多額の利益を得てきた【事実】を 説 示 し、
「何よりも、相当量の 大 麻 を長期にわたり継続的に売却し、その害を拡散させてきた
責任は重大であるから」「被告人に 前科前歴が ない ことや 反省態度 など その有利な
事情を斟酌しても」「主 文 の 量 刑 は やむをえないことと判断した」 というのである。

そして、原判決のこの 量刑理由 によれば、……中略……資料として考慮したのみにとどまらず、
【その事実】について、…… 「 主 刑(懲役と罰金) を どの程度にするべきか」
を決するうえで考慮し、刑を重くしている、と言わざるを得ない。
……しかし、たとえ抽象的で漠然としていても、
公訴事実たる犯罪事実【以外の】事実( 余 罪 )について 被告人の刑事責任を問い,
これをも 実 質 的 に 処 罰 したと言わざるを得ない 原判決の量刑態度は、
……現 行 の 刑 事 訴 訟 構 造 上 許 さ れ る は ず が な い。
弁護人が主張するとおり、それは 憲 法 3 1 条 に 抵 触 す る も の
である。原判決の訴訟手続きには、この点で 判決に影響を及ぼすことが明らかな
 訴訟手続きの法令違反 があり、論旨は この限りで理由がある。
よって、その余の控訴趣意につき 判断を省略し、……(以下略)……

[参考] 大麻取締法違反 被告事件 平成3年11月14日 大阪高等裁判所 第4刑事部 判決
    原審 神戸地方裁判所 (「懲役2年および罰金80万円」)



14 :無責任な名無しさん:04/01/12 18:32 ID:ZkxoLxAF

「リベラルな裁判」の定義は?

15 :無責任な名無しさん:04/01/13 11:06 ID:M9dQH52Q
>>14 ,その質問は >>1 に

16 :イヌによる 臭気検査:04/01/13 17:18 ID:uyCEZmIK
平成10年(う)第1392号 火炎びんの使用等の処罰に関する法律違反,非現住建造物等放火,同未遂被告

T. いわゆる 警 察 犬 による 臭気検査結果につき、
当該事件における 証明力 が否定された事例
U.当該 臭気検査において、捜査官による作為を示唆した【原判決】の説示部分が
  控訴審において 否定 された事例

被告人に対する 火炎びんの使用等の処罰に関する法律違反,非現住建造物等放火,同未遂 被告事件
について 平成10年10月22日、京都地方裁判所が言い渡した 【無罪】判決につき、
検 察 官 か ら 控 訴 の 申 し 立 て があつたから
当 裁 判 所 は、次のとおり 判決 する。

主文:本件 控訴 を 棄却する

理由全文 http://courtdomino2.courts.go.jp/Kshanrei.nsf/webview/AF714AB05DB6A4A849256B5900210F62/?OpenDocument

(なお,付言するに,原判決が,理由中の「第七 警察犬による臭気選別結果の検討」の
「四 本件臭気選別の検討」の「3 当裁判所の判断」の項において,
「ケは各選別の目的,移行臭の配列順序を予め知っている可能性がある。」旨の説示部分
及び「本件選別結果からみて,捜 査 官 の 何 ら か の 作 為
が入った可能性を否定しきれない。」
との説示部分は
い ず れ も 当 裁 判 所 の 採 る と こ ろ で は な い。)


17 :証拠裁判主義:04/01/13 17:49 ID:uyCEZmIK
事件名:火炎びんの使用等に関する法律違反 http://www.houko.com/00/01/S47/017.HTM 被告事件

判示事項: 過激派ゲリラ組織により敢行された,2台の普通乗用車内に設置した時限装置を
      作動させて 火炎弾各3個を発射して炎上させるとともに、各車内に設置した
火炎びんを発火・炎上させ、もつて火炎びんを使用した火炎びんの使用等に関する法律違反 
被告事件に際し、 幇助犯を認定した原判決を破棄し、
被告人の組織内における立場及び時限装置の重要性等に鑑み、
共謀共同正犯の成立を認めた 控訴審判決の事例

控訴申し立て人:検察官
結果:控訴認容、原判決破棄・自判 (弁護人、上告)
控訴審裁判所:東京高等裁判所第4刑事部 平成3年3月28日 判決

         理  由

……X派は、…(中略)…機関紙でも大々的に報道してその成果を誇示し、本件の際も機関紙の号外
を出して「闘う国鉄労働者,三里塚の農民に応え、10・14 首相官邸、運輸省を 攻撃 ! 」
と掲載し…(中略)… このような極めて悪質でしかも 卑 劣 なゲリラ闘争手段が可能となる
のは すべて時限装置があればこそであつて、このことは 関係者の間では周知
のことがらである。…(中略)…
…(中略)…本件事件直後の機関紙では、被告人およびC男を 同 志 と呼び、また本件犯行に
際しては最も重要な時限装置の作製を担当していることなどからすれば、

被告人は、単に 【原判決】がいうように 「同派の関連者」というにはとどまらず、
 有 力 な 活 動 家 というべきであり、
 同派の 合法,非合法の活動の 相 当 詳 細 を 知 っ て い た も の 
 と 推 認 される。…(中略)…


18 :証拠裁判主義:04/01/13 17:50 ID:uyCEZmIK
…(中略)…誰が、その自動車を窃取してきたのか、誰 が火炎弾,発射筒等の発射機構を作製
したのか、誰 がそれらの装置を 窃取自動車に積み込んだのか、誰 がそれらの自動車を運転して
行き時限装置のスイッチを入れたのか、

 誰 が このような 犯 行を企  画 し 、指 揮 し た の か、
これらのことは いっさい、明らかになつていない…(中略)…
…(中略)…しかしながら、
 同 派 の 有 力 な 活 動 家 で あ る 被 告 人 は、

…(中略)…助力する意図にとどまらず、火炎弾発射等にかかわる他の構成員らと共に
火炎弾発射等のゲリラ活動を行って,X派活動家としての闘争目標を達成しようと考え、
他の者と一体となつて 互いに 他人の行為を利用し、各自の意思を実行に移すことを
内容とする 謀 議 が為されていたものと
認めるのが相当である。
 とすれば、被告人には 共謀共同正犯の成立 を認めるのが相当であり、
 X派の内部組織・指揮命令系統及び人員構成等が不明で
 とくに 被告人およびC男、D男の 組織上の地位 および組織中枢との
 関係の濃淡 などが 明 ら か で な い こ と を理由に
 幇 助 犯 を【認定】した 【原判決】には
 事 実 の 誤 認 が あ り、
 その誤りは 判決に影響を及ぼすことが明らかである。
 論 旨 は 理 由 が あ る 。……以下略

19 :無責任な名無しさん:04/01/17 16:46 ID:Xlai3ABJ
>>17-18 原審(東京地裁 平成2年3月09日 判決)は、被告人が
実行行為およびこれに密接に関連する行為 に関与した事実が認められない
こと, 共謀形成の 時期・態様が 不明 であること
などを理由に 幇 助 犯 を 認 定 していた。

出典:高裁速報集(平成3年版)33ページ以下。

20 :東京高裁の 判断基準例:04/01/21 16:36 ID:N2HCQhnH
http://www.shihoujournal.co.jp/news/040119_01.html
web司法ジャーナルより

21 :事例 判断:04/01/23 12:25 ID:k23ms8by
判示事項:(一)いわゆる「法令適用の誤り」の主張が排斥された 控訴審判決例
     (二)いわゆる「原判決 後 の,事情」が 量刑事情として考慮され
        破棄自判 された事例

事件番号:平成15年(う)第882号.
被告事件名: 強盗殺人(原審【認定】罪名「強盗致死.幇助」)被告事件

2004年1月20日判決宣告_裁判所書記官A子

被告人_勾留中 (大阪拘置所.在監)

被告人に対する,強盗殺人(ただし、原審【認定】罪名:強盗致死幇助) 被告事件につき
大阪地方裁判所(旧.刑事4部)の言い渡した判決に対して
被告人から 控訴の申し立てがあつたから
当裁判所は、次のとうり 判決する。
           主  文

原判決を破棄する。
被告人を 懲役11年に処する。
原審における 未決勾留日数 中、250日を その刑に 算入 する。

          理 由 の 要 旨

序論.控訴の趣意と、答弁

 本件 控訴の趣意は、弁護人S(主任)、および弁護人Kの連名作成にかかる
 控訴趣意書に、
 これに対する答弁は、大阪 高等検察庁.検察官P1作成の 答弁書に
 記載されたとうりであるから これらを援用して、説明に代える。

22 :事例 判断:04/01/23 12:25 ID:k23ms8by
第1.控訴趣意中、法令適用の誤りについて

 所論は、「原判決は、その判示2の 強盗致死幇助(検察官設定訴因「強盗殺人」)の件につき、
      本来であれば、正犯者Y,正犯者Mの殺害は、被告人自身による
覚せい剤交付とは無関係なのに、正犯者の行為を 幇助した旨の【認定】をしたが、
これは誤っており、せいぜい、強盗罪が成立するに過ぎない。
にもかかわらず、刑法62条1項(http://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM#062),
刑法240条「後」段(http://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM#240)を 適 用 し た
【原判決】には、 判決に影響を及ぼすべき 法令適用の誤り(http://www.houko.com/00/01/S23/131B.HTM#380)が存在する」
というのである。
 そこで、記 録 を 調 査 し、検討するに、【原判決】が、その (争点に対する判断)の
 第4項目の処において、説 示 する内容は、是認することができ、
 当裁判所での 事実取り調べの結果を経ても、上記【認定】は、左右されない。

また、被告人自身による、原審,および当審での 公判供述によつても、
正犯者2名による 強盗殺人 行為について, 被告人に「予見可能性」
のあつたことが認められる。 結局、所論は 採用の限りではない。

第2.控訴趣意中、量刑不当の主張について
 所論は、「被告人に言い渡された 懲役12年の量刑は、重すぎる」という。
 そこで、記 録 を 調 査 し、当 審 で の 事 実 取 り 調 べ の結果をも
併せて検討するに、【原判決】が、その (量刑の理由)で述べるところは、
すべて、 正当なものであつて、当裁判所も これを是認することができる。

……(中略)……しかしながら、当審での事実調べの結果によれば、
 @被告人は、当審に至り、自らの「行為」につき、さらに反省の念を深めていること
 A被害者側への慰謝,債務弁済につき、一部返済に向けて 努力を講じていること
 などが伺えるのであって、
● 現 時 点 で は ,その刑期は、いささか、重きに失することに なった
というべきである。

23 :事例 判断:04/01/23 12:27 ID:k23ms8by
第3.破棄自判
 よって、刑事訴訟法397条「2項」により、原判決を破棄し
 同法400条但し書きにより、 被告事件につき、さらに判決する。
原判決が認定する (罪となるべき事実)を、その、挙示するところの 証拠
によって認定し、
当審における 訴訟費用につき、刑事訴訟法181条1項「但し書き」を適用して
主文のとうり判決する。
           大阪高等裁判所 第1刑事部
※弁論再開「後」の、判決宣告に関与された裁判官
 裁判長 裁判官:瀧川義道
 裁判官 :竹 田 隆
 裁判官 :田 中 健 司


{補注}なお、正犯者2名については、同一裁判体において 分離公判の形で控訴審が進行し、
    先日までに いずれも 控訴棄却(原審の 無期懲役を維持)の判決がされたとの事
    である。


24 :無責任な名無しさん:04/01/31 21:30 ID:vNKD2uR2
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040130-00000170-kyodo-soci

25 :道路交通法事件より:04/02/06 18:25 ID:eKDv7+T5
出典:高等裁判所刑事裁判速報集(平成13年度) 速報番号3144号

原審:長野地方裁判所 上田支部
控訴審:東京高裁 第2刑事部

結果:控訴棄却 (被告人、上告申し立て)

判示事項:コンビニエンスストアの来客用駐車場につき、
     道路交通法上の 道路 にあたると された事例

判決要旨:当裁判所で取り調べた 実況見分調書等の証拠を併せると、本件駐車場は
     本件店舗 の利用客のみならず、 本来 周囲の道路を利用すべき車,
     自転車,歩行者なども 多数 通行しており、 
「一般交通の用に供する その他の場所」として、道路交通法上の道路に当たるというべきである。



26 :組織的犯罪対策法の事例:04/02/07 22:30 ID:xKv8OGuU
件番号:平成15年(う)1708号
被告事件:「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」 違反
http://www.annie.ne.jp/~schim/ultima_ratio/joubun/soshiki/

原審:京都地方裁判所

被告人に対する 「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」 違反 被告事件につき、
平成15年9月25日、 京都 <地方>裁判所の 言い渡した判決につき、
被告人から 控訴の申し立て があつたから 
当裁判所は つぎのとうり 判決する

            主  文

         本件 控訴 を 棄却 する。

          理 由 の 要 旨

 第1.控訴趣意

本件控訴の趣意は、 弁護人作成の 控訴趣意書 に、
これにたいする答弁は 検察官作成の 答弁書に
記載されているとうりであるから これらを引用する。

論旨は、「被告人を 懲役1年6ケ月 および罰金200万円 に処した 原判決は
重すぎるので、執行猶予が 相当である」 というのである。


27 :組織的犯罪対策法の事例:04/02/07 22:31 ID:xKv8OGuU
第2.検討

そこで、記録を調査し、 当裁判所における 事実調べの結果をも 併せて検討するに
原判決が その (量刑の理由) の項目で 説示するところは いずれも正当であり、
当裁判所も これを是認することができる。
以下、所論に鑑みて、若干、補足して 説示する。

(1)証拠上認められる事実

関係証拠によると、争いのない事実として、
本件は いわゆる 派遣型ヘルスの責任者だった被告人が、
合計293件の 違法営業による「 不 法 収 益 」につき、
他 人 名 義 の 銀 行 口 座 に 振 り 込 ん だ という
「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」 違反 の事案である。

(2)実質的争点

所論は、「これらの 違法営業については、すでに病死した オーナーが最高責任者
    であり、 被告人は 従たる地位にあった」旨を指摘する。
し か し な が ら、関係証拠によると、
原判決 が指摘するように 従業員Yに対して
 被告人は こまごまとした指示を出すなどしており、

結局のところ、捜査の手が 被告人自身に及ばないようにという目的で
当該口座への振込みをしているのであって、
これらの 「 不 法 収 益 」は、およそ10ヶ月の間で 1億円にものぼる。

さらに、被告人が京都地区の 責任者たる地位に就いてからは、平成12年9月から
同14年2月までの間に
○32億円もの 売り上げを計上するなどしているのであり、
従業員Yにも 細かな指示を与えていたことも 証拠上、認められる

28 :組織的犯罪対策法の事例:04/02/07 22:31 ID:xKv8OGuU
また、所論は、「被告人は、形式的な店長に過ぎなかった」旨を主張するが、
関係証拠によると、オーナーが病死してからは 実質、被告人が 最高責任者に準じる地位に
あったと認めるのが相当である。

さらに、被告人が京都地区の 責任者たる地位に就いてからは、平成12年9月から
同14年2月までの間に
○32億円もの 売り上げを計上するなどしているのであり、
従業員Yにも 細かな指示を与えていたことも 証拠上、認められる。

(3)小括

以上 説示してきたように、被告人は、本件組織において、きわめて重要な位置にいた
と認められる。これに反する 所論は、採用できない。

(4)総括

すると、被告人の刑事責任は きわめて重大であるから

@すでに 追徴保全命令により 被告人名義の財産が 封鎖されていること
A家族の協力を得て、100万円を、贖罪寄付 したこと
Bこれまでには 前科前歴はないこと
C反省状況

などを総合考慮しても、被告人を懲役1年6月および 罰金200万円(追徴金1億1743万円)
に処した 原判決の量刑は、 刑期の点を含めて やむをえないのであり、

これが 「重過ぎて 不当である」とまでは、いえない。

論旨は 理由がない。


29 :高裁 民事:04/02/11 21:33 ID:xbT96tdc
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040210-00000201-kyodo-soci

30 :重複勾留と、未決算入:04/02/20 10:39 ID:4lIhA8FG

被告事件名:児童福祉法違反
事件番号:平成15年(う)1554号
被告人:勾留中

           主 文

         本件 控訴 を 棄却 する

          理由の要旨

第1.控訴趣意 等

本件控訴の趣意は、弁護人作成の 控訴趣意書 記載のとうりであり、これに対する答弁は
検察官作成の答弁書 記載のとうりであるから これらを援用して、説明に代える。

論旨は要するに、量刑不当を主張するものであり、
「懲役1年2ヶ月の実刑に処した 原判決は、重すぎて 不当である」という。

第2.当裁判所の判断

そこで記録を調査し、当裁判所の事実調べの結果をも 併せて検討するに、
原判決が、その 量刑の理由 の項目で説示するところは、
すべて、正当なものとして 是認することができる。

すなわち、本件は、16歳の女子に対して、援助交際を「させた」ものであるが

31 :重複勾留と、未決算入:04/02/20 10:40 ID:4lIhA8FG
その犯行は、知人宅に居候して 無職の生活を続けていた被告人が
「被害児童」に 因縁をつけて これを呼び出し、
あたかも暴力団とつながりがあるかのように 装い、援助交際を「させて」
いたというものである。

しかも、被告人にあつては、平成13年10月、窃盗罪で懲役1年・執行猶予3年. 保護観察付
の判決を受けておりながら、 その 「保護観察付き、執行猶予期間中」に
本件を引き起こしているのであり、

その規範意識の低さには、目を余るものがあると言わなくてはならない。
そうすると、

1)被害児童と親交のあった 暴走族グループに 襲撃され、被告人自身も
  重傷を負う結果になったこと
2)本件の後で 引き起こした 別件により、すでに実刑判決を受け、上告中の身であること
3)本件「以前」に犯した、前記 窃盗事件の 執行猶予が取り消されることが 確実であること
4)法律扶助協会に 合計12万円の贖罪寄付をしているうえ
5)アイバンクなどへの 登録もしていること


32 :重複勾留と、未決算入:04/02/20 10:41 ID:4lIhA8FG
などの各事情を考慮しても、

1審判決の量刑は、 刑期の点をふくめて やむを得ない
ものであり、これが 「重すぎて、不当」であるとまでは いえない。

論旨は理由がない。

第3.結語
 よつて、刑事訴訟法396条により 本件 控訴 を棄却 することとし、
 控訴審における 未決勾留(これは、最高裁判所に上告中の、別件刑事事件の
 未決勾留と重複するから、本件においては 算入しない扱いとする)につき、
 刑法21条を、

当審における訴訟費用を 被告人に負担「させない」ことにつき、
刑事訴訟法181条1項「但し書き」を
 それぞれ適用して、主文のとおり 判決する。

大阪高等裁判所 第4刑事部 「3B」係
 裁判長 白井万久
 裁判官 的場純男
 裁判官 畑山 靖

33 :無責任な名無しさん:04/02/20 12:56 ID:MSWHyteH
地裁と高裁、どっちがデリヘル?


34 :無責任な名無しさん:04/02/20 21:27 ID:SXxVXMZn
教えてください!

http://money.2ch.net/test/read.cgi/haken/1068521129/l50

35 :無責任な名無しさん:04/02/21 21:05 ID:qh/pXrNE
http://money.2ch.net/test/read.cgi/haken/1068521129/l50

36 :無責任な名無しさん:04/03/04 22:29 ID:y5uiKIFP
>>1 判決の「評価」を巡って @VSA

 http://www.shihoujournal.co.jp/news/040301_02.html
 http://www.shihoujournal.co.jp/colum/040301.html ------@

http://school.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1048764259/199-205 ----A

37 :事例判断:04/03/10 22:10 ID:i3O67ZK6
窃盗被告事件において、状況証拠から、被告人を「犯人」と「認定」した
1審判決が、控訴審でも是認された事例

2004年3月04日判決宣告.裁判所書記官〇〇〇〇
被告人:勾留中

主 文

本件 控訴 を 棄却 する。
控訴審における 未決勾留日数中 80日を 原判決の 刑 に 算入 する。

理由の要旨

序論. 本件控訴の趣意は、弁護人(国選)作成の 控訴趣意書 に、
これに対する答弁は、 大阪高等検察庁検察官P1 作成の 答弁書 に
記載されているとうりであるから、これらを援用して 説明に代える。

第1.弁護人の控訴趣意中 事実誤認の主張について

論旨は、まず、「原判示2の窃盗の事実につき、被告人は犯行と無関係だから、この事実を認定した
原判決には、判決に影響を及ぼすべき 事実の誤認 がある」 というのである。


38 :事例判断:04/03/10 22:11 ID:i3O67ZK6
第2.検討

(1)総論

そこで、記 録 を 調 査 し、当審における 事 実 取 り 調 べ の結果を も併せて検討するに
原判示第2の事実につき 被告人を「犯人」と【認定】した 原判決は正当であり、
当審での事実調べの結果を経ても、この認定判断は動かない。

以下、所論に即して 説示する。

(2)証拠上 あきらかな事実

証拠によると 以下の事実を認めることが出来る。

@本件 盗難事件の 被害者Sは、会社前の路上で、黒い帽子の男とすれ違ったが、
その際、男は、軽貨物自動車の荷台に、チェーンソーなどを積んでいた
A男の 人相につき、このとき、Sは確認はしていなかったものの
自動車の「下4ケタ」のナンバーが 8946 であることを確認した。
Bいわゆる「盗難」被害を確認してから、被害者Sは、被害現場から3キロ離れた
大阪府南河内郡河南町下河内の路上で、50歳から60歳くらいの男とすれ違い
その軽四輪貨物自動車の荷台に、チェーンソーなどが積まれているのを確認した。

C被害者Sは、その男に「おっさん、何、しとるねん。ウチの会社の道具を盗んだやろ。110番するで」
などと告げたところ、
D男は、慌てて 付近の山中へと逃げ込んだ。


39 :事例判断:04/03/10 22:12 ID:i3O67ZK6
E110番通報により 山中へと臨場した 大阪府警察官Uらは、付近の捜索中に
本件 被告人を発見して 職務質問をしたが 被告人は、
「ただ、山へ入ってるだけや。お前らには関係ない」 などと述べた。
その際、被告人の身体からは、風呂に入っていないための 体臭がしていた。

F被害者Sが、警察官らの問いかけに対して、被告人を「この男に間違いないです」などと
述べたため、被告人は 同所において 窃盗の嫌疑で、緊 急 逮 捕 された。

(3)被害者Sの供述について

所論は、被害者Sは、記憶の混乱などにより、「不審人物」と「本件 被告人」を混同しているのだ、
とする。し か し な が ら、被害者Sは、原審公判廷において
自己の観察力に従った 自然な供述をしているのであり、
その「 犯 人 識 別 供 述 」には 高い信頼性 が認められる。
この点についての 所論は採用できない。

(4)事実認定についての 小括

以上によると、
〇 被害発生から30分で、被告人が、被害現場から3キロの 本件山中にいたこと
〇 被害者Sの 目撃証言と、被告人の服装・容貌が 一致していること

から、原判示2の 犯行につき、被告人が【犯人】であることを 優に 【認定】できる。

(5)被告人の弁解の信頼性

なお、所論は、被告人の弁解は 緊急逮捕された際の 弁 解 録 取 書
当時から 一貫している旨を述べる。


40 :事例判断:04/03/10 22:12 ID:i3O67ZK6
しかしながら、当 審 公判廷において 実施せられた 検 証 結果によれば、

@被告人の犯行当時の服装と、被告人の供述は一致 し な い こと
Aこれは、当審において、検察官が「追加 提出」した 捜査報告書(当審.検「2」号証,「4」号証,「6」号証)
とも一致すること

が認められるほか、その他の 間 接 事 実 として、
B緊急逮捕時、所持金はわずか 13円 だつたこと
C所持金がほとんどないのに、電車を乗り継いで 富田林市内まで出かけたという 「被告人の弁解」は、
不自然なものであること
D本件発生当時は2月であり、 山中では山菜は取れないうえに、近隣住民の供述調書によると、
本件「山中」では、山菜は取れないことも認められる。
すると、本件 職務質問の際に、大阪府警察官Uらに対して 為した 被告人の発言は、
客 観 的 事 実 に 反 す る 内 容 であったことが 明らか である。

結局、被告人の弁解は、(捜査段階から、終始、原判示2の犯行を否認しているが) 何ら、信頼できない。

41 :事例判断:04/03/10 22:13 ID:i3O67ZK6
第3.控訴趣意中、量刑不当の主張について

論旨は、次いで、「被告人を 懲役1年6月の実刑にした 【原判決】の量刑は 重きに失する」とする。
しかしながら、記録を調査し、当審での事実調べの結果 をも併せて検討するに、

原判決が、その (量刑の理由) の項目で述べるところは すべて 正当なものとして是認できる。

すなわち、本件は、 前回の「仮出獄」から わずか1年後に、
・スーパーマーケットから、工具類を窃取した被告人が、(原判示1)
・さらに、原判示2の犯行を 敢行したものである。

原判示2につき、被告人は終始 否認しており、反省の気配はまったくみられない。
さらに、被告人には 同種前科5犯を有し、いずれも 服役 しているのに、
先述のように 仮 出 獄 後 1年で 本件犯行を たてつづけに敢行しており


42 :事例判断:04/03/10 22:13 ID:i3O67ZK6
刑事責任は重大である。
すると、@判示の犯行の 被害品はすべて 還付されていること
A家族の状況
など、 被告人の為に酌むべき事情を考慮してみても
原判決の量刑は やむをえない のであり、
「これが重過ぎて不当である」などとは 到底 いえない。

論旨は、理由がない。

第4.結語
よつて 刑事訴訟法396条により 本件控訴を棄却し
当審での未決勾留日数の 算入 につき、刑法21条を
訴訟費用を 被告人に 負担「させない」ことにつき
刑事訴訟法181条1項「但し書き」を 各適用して
主文のとうり判決する。

2004年3月04日.大阪 高等裁判所 第1刑事部

43 :量刑不当の主張が 認められなかった事例:04/04/01 14:14 ID:pK0G6SU/
(一)殺人未遂被告事件で、量刑不当の主張が 認められなかった事例
(二)いわゆる 別件受刑中の場合の、未決算入の処理例

控訴申立て人:被告人

2004年3月30日判決宣告

主文:本件 控訴 を 棄却 する。

           理 由(要旨)

序論. 本件控訴の趣意は、弁護人S作成の控訴趣意書記載のとうりであり、
   これに対する答弁は、 大阪高等検察庁検察官P5作成の 答弁書 記載のとうり
であるから、これらを援用して説明に代える。

第1.控訴趣意
       論旨は、量刑不当を主張するもので、「被告人を懲役6年に処した
原判決は、これが 重すぎて不当 である」 というのである。

第2.検討
    そこで、記録を調査し、当審での事実調べの結果 をも併せて検討するに、
    原判決が その量刑の理由の項目で 説示するところは いずれも正当であつて
これを是認することができる。
以下、所論に則して、 若干 説示 をする。

本件は,寮に住んでいた被告人が、隣室に居住していた被害者の言動に立腹し、
確 定 的 殺 意 をもって、刃体の長さ 約16センチの万能包丁で
首筋に1回斬りつけ、さらに被害者めがけて1回突き刺すなどしたが
いずれも急所を外れていたために 被害者は一命を取り留めた

44 :量刑不当の主張が 認められなかった事例:04/04/01 14:15 ID:pK0G6SU/
その動機には、なんら、酌むべき点は見られないうえに、
身体の枢要部を合計3回にわたり斬りつけるという残虐このうえない犯行態様である。

さらに、犯行に至る経緯をみるに、被告人は
@平成13年6月14日.東京地方裁判所で 無免許運転および酒気帯びなどの「道路交通法違反」と
 有印私文書偽造.同行使などの併合罪により 懲役1年2月の実刑に、
A同年10月24日.さいたま地方裁判所にて、無免許運転にかかる「道路交通法違反」と
 業務上過失傷害の併合罪で 懲役8月の実刑に
それぞれ処せられていながら、

その刑の執行をまぬがれるために 逃 走 し、関西方面で「逃亡生活」をし、
本件犯行に至ったのであり、

これまで被告人は
(1)懲役前科3犯を有し、うち2回は服役していること
(2)傷害などによる 罰金前科4犯 を、あわせて有していること

などに照らせば、

法無視の態度は著しく、その規範意識の低下には 看過できない ものがあると
いわなくてはならない。

45 :量刑不当の主張が 認められなかった事例:04/04/01 14:16 ID:pK0G6SU/
そうすると、
・被告人の逮捕後も、雇い主が「再雇用」を約束し、情状証人として 原審で証言したこと
・被告人なりの反省状況
を考慮しても、

原判決の量刑は、刑期の点をふくめて やむをえないのであり、
これが 「重すぎて 不当である」(控訴趣意書より) とまではいえない。

論旨は、理由がない。

                 第3.結語

よつて、刑事訴訟法396条により 本件控訴を棄却することとし、
被告人は 別件受刑中であるから、本件においては 控訴審の未決勾留日数の算入は
行わないこととし、

訴訟費用を 負担「させない」ことにつき、刑事訴訟法181条1項但し書きを
適用して、主文のとうり判決する。

大阪高等裁判所第5刑事部

46 :名誉毀損.裁判例集(刑事):04/04/13 12:24 ID:DUug5MXE
(一)いわゆる、関西興銀などへの街宣活動につき、「一部 無罪」「一部 有罪」とした
原判決が、控訴審でも維持された事例

(二)名誉毀損罪における、保護法益
(三)判文のような事情において、執行猶予つきの懲役刑が 控訴審でも維持された事例
(四)無罪判決に対する 被告人からの上訴「禁止」について

控訴申立て人:被告人

2004年1月13日.判決宣告 裁判所書記官O
平成15年(う)1104号.名誉毀損 威力業務妨害等 被告事件

被告人:反共同盟こと X
            主 文
          本件 控訴 を 棄却 する。

            理 由 の 要 旨

序論.
  本件控訴の趣意は、弁護人L1およびL2作成の控訴趣意書に、これに対する答弁は、
  大阪 高等検察庁検察官P5作成の答弁書に記載されているから、これらを援用して
説明に代える。


47 :名誉毀損.裁判例集(刑事):04/04/13 12:24 ID:DUug5MXE
第1.控訴趣意中、事実誤認の主張について

(1)関西興銀街宣等について
  所論は、 「原 判 決 は,関西興銀にかかる一連の街宣活動のうち、平成14年5月1日付.
  訴因変更申立書にかかる 街宣行為については 表 現 の 自 由 の範囲内として無 罪
 としたが、そ の 他 の 街 宣行為につき 有罪としており、判決に影響を及ぼすべき
事実誤認がある」等という。し か し な が ら、
 記録を調査し、当審における事実調べの結果をも 併せて検討するに、原判決が
 その補足説明で説示するところは いずれも 正当であって、
 これを是認することができる。
以下、所論に則して 説示する。

なるほど、所論が述べるように、関西興銀を巡る情況についての 街 宣については、
意 見 にわたる 演 説 文 言 があつたことは認められる。

し か し な が ら、財政状況など、本 件「摘示事実」のような具体的事実に
ついては、まさに、名誉毀損罪(http://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM#230)における
構 成 要 件 に 該 当 する。
そこで、次いで、演説文言の「真 実 性」について 検討する。
 所論は、

48 :名誉毀損.裁判例集(刑事):04/04/13 12:25 ID:DUug5MXE
「 (@)原審 検察官証拠請求番号101号の金融整理管財人報告書(http://www.dic.go.jp/katsudou/katsudou2.html#kinyu)によると、
    関西興銀における預金残高不足は明確であり、
  (A)演説文言全体の趣旨からすると、誇 張 表 現 も存在するものの、
     関西興銀の顧客が 減少をつづけていたことは 真 実 であり
   (B)いわゆる 顧客への詐欺行為も 事実である」__などという。
し か し な が ら、
【要旨1】これら括弧1ないし3は、いずれも、本件「演説文言」の枝葉の部分に過ぎず、
     演説文言の「中核部分」では な い のであるから、
いわゆる刑法230条の2(http://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM#230)の「真実性」に
影響しないことは明らかであつて、
所論は、その前提を欠いているから、到底、採用の限りではない。

さらに検討すると、所論のいう 括弧1ないし3の 演説文言についても、これらは
すべて虚偽であり、
原審における被告人質問の内容からも、被告人において「未必の故意」があつたことも明らかである。

(2)原判示2のリーガロイヤルホテルでの街宣について

所論は、「リーガロイヤルホテルでの街宣につき、被告人には @ホテルの業務を妨害する故意
などなく、A可 罰 的 違 法 性 もなかった」 というのである。
し か し な が ら、
 原審におけるK証人の公判証言によると、原判示2の事実につき 故意の存在と可罰的違法性を
 認めることができるし、
 原判決が、その 補足説明の第4項において述べるところも 正当なものとして是認できる。
所論は、採用できない。

49 :名誉毀損.裁判例集(刑事):04/04/13 12:25 ID:DUug5MXE
第2.控訴趣意中、量刑不当の主張について
所論は、
「被告人を懲役2年6月.執行猶予5年に処した 1審判決は、これが重すぎて不当である」という。
しかしながら、
記録を調査し、当審での事実調べの結果をも併せて検討するに、
原判決が その (量刑の理由)で説示するところは すべて正当なものとして是認できる。
すなわち、本件は、第1に 反 共 主 義 者 同 盟 の代表者である被告人が、
路上で、拡声器を用いて、もっぱら虚 偽 の 事 実 を流布して 名誉毀損と信用毀損を為した上、
第2に、ホテル敷地内で、街宣活動をするために 街宣車両を侵入させた処、
同ホテルの従業員から これを制止されたことに立腹して、これを無視して大音響で音楽を鳴らしながら
進行し、車輌を降りてから、ホテルの1階ロビーで怒号し、ホテル従業員3名に暴行を加えながら
フロントに詰めより もって、喧騒を生じさせた___というものであり
原判示1,2の各犯行は、いずれも悪質きわまるものである。

【要旨2】結局、被告人の判示 各犯行は、正 当 な 言論活動とは言えず、
     そのうえ被告人は、全面無罪を主張するなどして反省の気配はまったくないから
     その刑事責任は重大である。
ところで所論は、 「関西興銀関係者は、すでに、刑事裁判において有罪判決を受けているから、
被告人の量刑に際しても、このことを充分に考慮するべきである」という。

50 :名誉毀損.裁判例集(刑事):04/04/13 12:26 ID:DUug5MXE
要旨2-2】し か し な が ら、所論は独自の見解であって、
       いわれなき誹謗中傷は許されない。
したがつて、被告人はこれまで、罰金前科しかない ということを考慮しても
原判決の量刑が 「重すぎて不当」(控訴趣意書)であるとは いえない。
論 旨 は、理 由 が な い 。
               第3.職権判断

なお、被告人の 控 訴 申 立 書 には、「平成14年5月1日の訴因変更申立書記載の
   各事実について、被告人は 無 罪 」とした部分についても
控訴を申し立てるかのような記載内容となっている。
【要旨3】し か し な が ら、無罪判決に対して、被 告 人 か ら 上訴を申し立てることは
     現行法制度においては認められていないから、
当裁判所は、有罪判決部分についてのみ、審判の対象としたものである。

大阪高等裁判所 第5刑事部

51 :強盗殺人 の事例:04/04/21 11:44 ID:0Q2V/Oeo
被害者二名の、「強盗殺人」被告事件において(祖父母殺害の事案)、
検察官控訴が棄却され、
1審の無期懲役刑が 維持された事例

2004年4月20日判決宣告 裁判所書記官○○○○

事件番号:平成15年(う)1454号

被告人に対する 強盗殺人・死体遺棄 被告事件につき、
平成15年6月04日 神戸地方裁判所「姫路支部」が言い渡した判決にhttp://courtdomino2.courts.go.jp/Kshanrei.nsf/webview/0B45F11F17610D0549256D8000320DA2/?OpenDocument

検 察 官 か ら ,控 訴 の 申 し 立 て 
があったから、当裁判所は 次のとうり 判決する。

                主 文

       本 件 控 訴 を 棄 却 す る。

              理 由 の 要 旨

序論.
  本件控訴の趣意は、神戸地方検察庁検 察 官 Px作成の 控訴趣意書に、
  これに対する答弁は、国選弁護人Lx作成の 答弁書記載のとうりであるから、
  これらを援用して 説明に代える。

52 :強盗殺人 の事例:04/04/21 11:44 ID:0Q2V/Oeo
第1.検察官の控訴趣意
  論旨は、要するに、「 本件 各犯行の @罪質,A結果,B態様,C動機
および 一 般 予 防 の見地からすれば、本件は、死刑をもつて臨むべき事案
である。」というのである。

第二.事案の概要

 基本的には 原審説示のとうりであるが、改めて指摘すると以下のような内容である。
 
1.被告人は、父・母の次男として出生したが、平成7年頃からは 祖父母の自宅で
  生活するなどしており
2.その後、就労してスナックに通うようになると、そこでの遊興を通じて、
  自らの存在価値を見出すようになり、遊興にのめりこむようになつていつた。
3.ないし5.(略)
6.なお、被告人は、上記のとうり 犯行「計画」は立てたものの、いずれも
  「実行」に移すことはできず、逡巡を繰り返していたが、
7.母親からの郵便で、自分が 祖父母の預金を使いこんでいる件で 
  疑惑の目で見られていることを察知し、
  今度こそは、犯行を実行しなければならない、と自己を鼓舞するなどするように
  なつた。

53 :強盗殺人 の事例:04/04/21 19:26 ID:amzRmYQd
8.そして被告人は、今度こそ実行するぞ、という決意の下、犯行の時間帯には
  ずつとスナックで飲酒していた「ことにすれば」良いという アリバイ工作
 を思い立った。

(注.なお、犯罪行為については 1審判決の認定したとうりの判断につき、省略)

9.被告人は、犯行後、一旦スナックに戻り5000円を支払うと、
  本件家屋まで引き返し、2人がすでに死亡していることを確認し、
 いったん、自宅に帰った。そして、翌日午前5時ころ、本件家屋で
預金払い戻しのための印鑑を探したものの、これを発見するに至らず、
結局、祖母管理にかかる現金13万5000円を奪い取った ものである。

10.なお、被告人は家族にあてた手紙を書き、家族の自宅ポストに投函し、
   犯行現場を離れたものの、
この手紙を発見した家族が警察に通告したことなどから、警察では 被告人を
有力被疑者として断定するに至っていた。

11.そして、被告人は、知人夫妻に付き添われて、兵庫県警察.加古川警察署へ
   出頭し、身柄を確保された。___以上が、本件の事実概要である。

第三.検察官の主張についての 詳細な判断

(1)タオルについての所論について__略
(2)略

54 :強盗殺人 の事例:04/04/21 19:27 ID:amzRmYQd
(3)逡巡に関する 所論について
 
所論は、「【原判決】は、逡巡して、犯行をあきらめた点などを 被告人に有利な情状として
考慮しているが、そもそも5回も犯行を中止する機会がありながら、かえってエスカレートして、
本件を引き起こした被告人の 刑事責任は重大である」などという。
し か し な が ら、上記第2の5.のところで説示をしたように、
被告人は、確実に現金を入手しようと決意し、本件犯行まで一貫して この決意を維持したものの、
・祖父の殺害について 本件犯行現場においても、なお、ためらいを感じていた ことも事実であり
・祖母殺害についても、祖母が偶然、被告人に気づいて、声をかけた結果、狼狽して実行された
 側面が大きいことも、また事実である。

結局、被告人は、(1)ためらいの念を持ちつつ 本件現場まで赴き、
        (2)その場の情況により 歯止めが利かなくなり、その場で思いつく限りの
          行動により 本件犯行を引き起こしているのであり、

原判決は これと 同一の前提の上で 考察をしているのである。
所論は、採用できない。

(4)また、所論は、被告人の家族さえも 被告人には極刑を希望しているなどというものの
   ……(中略)……遺族感情は、総合的に考察すべきものであるから、所論は採用できない。

(5)さらに所論は、原審における 情 状 鑑 定 は、信頼性が乏しいなどと述べる。
   しかしながら、当裁判所は、この見解には賛同できない。すなわち、
本件 情 状 鑑 定 は、
・経験を積んだ専門家たる、本件鑑定人が、
・確立された手法に基づき、@事件の資料と A被告人への面接を経て 実施した
のであり、
その判断手法に 特段の問題点はなく、経験則上も特に不自然な点は見当たらない。
よって、本件 情状鑑定 には、相 応 の 信 頼 性 が認められるというべきである

55 :強盗殺人 の事例:04/04/21 19:27 ID:amzRmYQd
なおかつ、
・被告人は、本件当時21歳と若年であること
・これまで、前科前歴はまったくなく、普段の日常生活は穏やかであったこと
 からすれば、被告人に 「矯正可能性はない」(控訴趣意書)とは言えない。

(6)さらに所論は、原審において犯行の計画性を否定した 被告人の供述からは
   真摯な反省は伺えない旨を述べる。
し か し な が ら、
 ・原審第1回公判において 被告人は 犯行の計画性や殺意につき あいまいな供述をしたものの
 ・原審第5回公判からは、すべてを認め、
 ・公判の最終段階では、「死をもつて償っても良い」と述べているのであり、
このような審理経過からは、
 若年で未熟な被告人の 一面 を示すものとして理解できるのであり、
 所論は、採用できない。

(7)さらに 所論は 社会一般に与えた影響も大きい本件では、一般予防の見地からも
   極刑をもつて臨むほかない、と主張する。
し か し な が ら、
 原判決は、本件被告人固有の事情 も考慮して 量刑 をしているのであり、
 所論は採用できない。

             第四.当裁判所における、量刑の検討

本件は、祖父母を殺害して その金品を強取した 強盗殺人の事案である。
・@なにより、尊い生命を奪った点で 結 果 は 重 大 であり、
・A動 機についても、汲むべき点は見当たらない。

56 :強盗殺人 の事例:04/04/21 19:28 ID:amzRmYQd
・B犯行 態 様 も、 (1)五度にわたる失敗を経ても、なお敢行された事案であること
            (2)アリバイ工作をしていること
            (3)犯行の手口は、残虐かつ執拗であること
・C被害者自身の苦痛
・D遺族感情
・E犯行後の情状__(1)犯行発覚をおそれた 偽装工作をしていること
          (2)逃走の準備活動 をもしていること

などに照らせば、本件は 死刑選択をも視野に入れるべき事案ではある。
             し か し な が ら、

1.準備工作などは稚拙なものであること
2.被告人固有の、特殊な事情
3.本件「結果」の発生には 偶発的な要素 もあること
4.これまで 被告人には まったく 前科前歴はないこと
5.原審、および当審を通じて、反省の念を深めていること
6.家族が控訴審において、「出来たら、生き永らえて 反省してほしい」と述べていること

57 :強盗殺人 の事例:04/04/21 19:29 ID:amzRmYQd
これらの事情を考慮すれば、
 1)罪 刑 の 均 衡
 2)殺害された被害者「2名」で、死刑が選択された 検察官指摘にかかる 裁判例との比較

などを踏まえて見ても、本件が
【要旨】 死刑選択以外に方法がない事案 などとはいえないし、
     被告人を無期懲役に処して、未決勾留日数540日を算入した 1審判決の判断は、
これが 「重すぎて 不当である」(検察官の控訴趣意書)とまではいえない。

論旨は、理由がない。   第五.結語
よって、
刑事訴訟法396条により 本件控訴を棄却 することとし、
当審における訴訟費用を 被告人には 負担「させない」点につき、

(本件は、検察官控訴に係る事案であるから、)
刑事訴訟法181条「3」項(http://www.houko.com/00/01/S23/131.HTM#s1.15)を
それぞれ適用して

(なお、控訴審における未決勾留日数につき、刑事訴訟法495条「2」項
http://www.houko.com/00/01/S23/131B.HTM#495 を適用し)

主文のとうり 判決する。

大阪高等裁判所 第五刑事部.
裁判長 裁判官 那須彰
裁判官 白 神 文 弘
裁判官 浅見健次郎

58 :中川泰秀:04/04/24 08:05 ID:QMHrrQzL
1=最高裁が悪の枢軸だというのは確か。
良心的裁判官は、最高裁の長官にはなれない。

59 :無責任な名無しさん:04/05/23 16:48 ID:mWka1yV0
昔と違って、裁判所で本当にえらいのは事務方だね。最高裁なら最高裁事務総局。
大学病院でも、白い巨塔の時代と違って、事務方に教授が頭が上がらなくなってきてるのと
同じ現象が司法界でも起こってるわけさ。
こんな情勢下での裁判員制度の導入なんて、権力者が何を考えているのか火を見るより明らか。

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